ICOFORT国際会議 2026 in 松江

2026年11月8日-11日

イコモスの学術委員会のひとつである城塞軍事遺産国際学術委員会(ICOFORT = ICOMOS International Scientific Committee for Fortification and Military Heritage)は、城郭、要塞、城塞都市などいわゆる軍事に関わる遺産の保護や研究を担当する委員会であり、世界各地に散らばる同種の施設をめぐりその遺産としての価値づけ、保護策の提言、学術研究の推進等を行ってきました。当初は欧米を中心として活動を展開していましたが、近年は東アジアを含めて活発な活動を進めています。

 

日本の近世城郭は世界に誇るべき文化遺産としてICOFORTの強い関心の的となっていますが、同時期に建設された中国の城墻都市(明清時代)、韓国の都城(朝鮮時代)も世界遺産登録を前提とした遺産保護や共同研究の対象となり、市民参加に支えられ国際的な関心を集めています。そのため、ICOFORTでは日中韓の共通した城郭マニュアルである城郭用語集の出版を企画し、その作業が現在精力的に進められています。

 

この機会に日本の城郭都市を世界に開き、グローバルなスケールで専門家や市民の交流を促進することを目的に、ICOFORT国際会議を来たる11月に松江にて開催することになりました。国宝天守を戴く三市(松江市、犬山市、松本市)の強いサポートを得て、記念シンポジウムや学術発表を通して古代から現代に到る城郭や城塞に関わる問題について広く意見を交わし、この分野の国際交流を深める予定です。また、エクスカーションを通して出雲から信濃、尾張に分布する日本の城郭遺産、風景を堪能する機会を設けています。

 

論文発表は通常の学術会議の方式にのっとり,希望者はまずアブストラクトを提出,審査を通ったものについて本論文を提出する方式とします。幅広い皆様の参加をお待ちしています。

 

ICOFORT国際会議2026 in 松江」実行委員会 実行委員長 三宅理一


[開催日程と会場]

2026118日(日)-11日(水)

国際会議(記念シンポジウム・学術セッション)

松江テルサ  690-0003 松江市朝日町 478-18 JR松江駅横

会議中の共通言語として、日本語、英語を用います。

 

1112日(木)14日(土)

会議後の視察エクスカーション:出雲,松本,犬山の視察を予定しています 

〈開催までの主要な日程〉

413日:論文公募に関する通知(第2次サーキュラー)

4月13日~6月22日(61日より延期しました):アブストラクト投稿期間

6月1日:エクスカーションについての詳細通知(第3次サーキュラー)

7月13日まで(622日より延期しました):アブストラクト審査結果の通知

6月23日~7月22日:会議参加の登録期間(事前登録も可能)

6月23日~8月31日:エクスカーションの登録期間

714日~105日:完成論文の投稿期間

7月20日:学術会議についての詳細通知(第4次サーキュラー)

1019日:発表者リストとプログラムの送付


[会議テーマ]

「城塞と天守 - 防御のシステムあるいはシンボル?」

"Castle, Fortification and Tenshu - Defensive System or Symbols?"


[会期中の日程]

11月7日(土) 参加者の松江到着                             

11月8日(日)

記念シンポジウム「大航海時代と城郭都市」(仮)(会場:松江テルサ)

12:00~ 受付

13:00~16:30 開会の挨拶,基調講演

18:00~ 歓迎レセプション(会場:ホテル白鳥)

11月9日(月)

会場:松江テレサ

全日 国際会議 学術セッション(パラレル セッション)

11月10日(火)

会場:松江テレア

全日 国際会議 学術セッション(パラレル セッション)
11月11日(水)

午前 松江市内視察松江城、松江歴史館など。国際会議の参加費に含まれています)

午後 船で堀川めぐり(オプション,有料)

 

*以下は事前申込者を対象にしたエクスカーションの旅程です(別途料金が必要です)。

午後 エクスカーション1日目(バスにて出雲に移動)

11月12日(木)

エクスカーション(2日目)

出雲(出雲大社)、奥出雲あるいは雲南(たたら)、中世山城などの視察

11月13日(金)

エクスカーション(3日目)

午前 出雲空港→松本へ

午後 松本城、松本市立博物館,開智学校などの視察

11月14日(土)

エクスカーション(4日目)

午前 松本→犬山

午後 犬山城ならびに犬山市文化史料館などの視察

夕刻 名古屋に移動,名古屋にて解散

 

*以下はさらにオプションになります。

名古屋にて宿泊

11月15日(日)

エクスカーション(5日目)

午前 名古屋城の視察


[国際会議 参加費用]

■ 国際会議参加費(登録料)

118~11日に開催される国際会議の参加費は以下のとおりです。

 32,000円(200 USドル)

 

*論文発表者ならびに論文非発表者(会議聴講者)とも同額

*記念シンポジウムのみの参加は無料です
*参加登録は、6月23日より〈こちら〉にて受付を開始いたします。事前登録をご希望の方は事務局にご相談ください。

 

参加費に含まれるもの

  • 会議(研究発表)への参加
  • 会議資料一式
  • 11月8日(日)の歓迎レセプション費用 
  • 11月11日(水)午後の松江市内視察費用

参加費に含まれないもの

  • 交通費,宿泊費,食費
  • 1111日午後以降のエクスカーション参加費エクスカーションへの参加には別途費用が必要です)

宿泊について

11月の松江は観光繁忙期にあたるため、ご希望の方には主催者側にてホテルの斡旋・手配を行います。
(詳細は参加登録後にご案内いたします。)

 

■ エクスカーションについて

1111日午後以降に予定しているエクスカーションは、国際会議の参加費とは別料金となります。

エクスカーションの詳細と参加費については,6月1日に本ウェブサイトにて掲載しますので,その後,参加希望者はお申し込みください。


[論文投稿]

〈論文投稿規定〉

学術会議で発表を希望する方は、事前に論文の投稿が必要です。

発表申込みは二段階方式とします。まずアブストラクト(梗概)を提出いただき,査読を経て採択された方のみ,完成論文を提出いただくことができます。

予稿集の使用言語は,日本語または英語とします。なお,日本語で執筆された原稿には,英語によるサマリーを加えるものとします。

投稿および審査は,下記のスケジュールに従って実施します。締め切り日を過ぎた投稿は,原則として受理いたしません。

 

〈投稿スケジュール〉

論文公募の周知開始        2026413

アブストラクト投稿期間       2026年4月13日~6月22日(61日より延期しました) 

アブストラクト審査結果の通知   2026年7月13日まで(622日より延期しました)

完成論文の投稿期間        2026714日~105日 

発表者リストとプログラム送付    20261019

 

〈アブストラクト提出方法〉

アブストラクトは、実行委員会事務局にPDF版ならびにWord版の両方を提出してください。

和文の場合は800字程度、書式は〈こちら〉をご利用ください。

 

★送付先「ICOFORT 国際会議2026 in 松江」 実行委員会事務局([email protected]

 

〈完成論文について〉

最終論文は、8000字(和文)を目安としてください。図版と写真などは最大10点までとします。

執筆要項および書式は,アブストラクトの審査結果通知時にお知らせします。


[論文テーマの領域]

2026年度「ICOFORT国際会議2026 in松江」の総合テーマは 「城塞と天守-防御のシステム、あるいはシンボル?」 (Castle, Fortification and Tenshu - Defensive System or Symbols) です。

投稿論文はそれぞれの内容に応じて分野横断的なセッションに割り振られますので、投稿者は事前に以下のテーマ群を念頭に入れて執筆ください。

 

a) 都市・集落の防衛システムと技術 (Defensive System and Techinque for Cities and Settlements)

b) 城塞の風景とシンボリズム (Military Landscape and Symbolism)

c) 城塞と水系 (Castle / Fortification and Water System)

d) 海事と軍港 (Naval Affairs and Port)

e) 近代の軍事施設と戦跡 (Modern Military Facilities and Sites)

f) 軍事遺産の記録、保全、マネージメント(Documentation, Conservation and Management of Military Heritage)


[日本への入国ビザ]

日本入国にビザが必要な国籍の参加者に対しては、事務局よりビザ申請のための招聘状発行等、サポートを行います。


[宿泊]

現在、事務局が仮予約しているホテルは以下の通りです(117日―11日までの4泊)。

希望者は事務局までご連絡ください。

 

1.    松江エクセルホテル東急

2.    ホテル・ルートイン松江

3.    松江プラザホテル

4.    東横INN松江駅前


[国際会議後のエクスカーション]

以下の予定でエクスカーションを予定しています。

国際会議の参加費とは別料金となります。

*エクスカーションの詳細と参加費については,6月1日に本ウェブサイトにて掲載しますので,その後,参加希望者はお申し込みください。

 

  1111日(水)

   午後)出雲へ移動(バス)

   宿泊)出雲(ドーミーイン出雲)

 

1112日(木)

終日)出雲大社、たたら製鉄、中世城塞など出雲地域の遺産の視察

宿泊)出雲

 

 1113日(金)

午前)出雲空港より小牧空港へ。そのままバスにて松本まで移動

午後)松本城、松本市立博物館、開智学校などの視察

宿泊)松本

 1114日(土)

午前)松本より犬山に移動

午後)犬山城ならびに犬山市文化史料館などの視察

夕刻)名古屋に移動、名古屋にて解散

宿泊)希望者はオプションで名古屋泊

  1115 日(日)

   午前)名古屋城の視察(希望者のみ)

 

以上の予定は確定ではありません。確定版の旅程と費用,申し込み方法は6月1日に本ウェブサイトに掲載予定です。

*参加者は8月頭までに旅行費用のお支払いをお願いいたします。